観光レジャーをテーマにセミナーを開催、盛況の内に終了

2008/11/13 10:50

(株)共同通信PRワイヤーは、昨日11月12日(水)午後3時30分から、東京・港区の共同通信本社ビルにて、(株)電通パブリックリレーションズとの共催により、セミナー「観光・レジャー市場における広報戦略~国際化する日本の観光~」を開催いたしました。

当セミナーは、我が国初の“観光”を専門に扱う省庁である観光庁の発足を契機に、同庁の推奨する“国際競争力のある観光地づくりを進め、訪日する外国人旅行者数を2010年までに年間1000万人にする政府目標の達成”に同調し、観光政策を実務で支える各界の関係者への指針となる話題を提供するべく開催いたしました。セミナーにはホテル、旅行会社、施設、電鉄、航空および自治体の広報担当者等約100名が参加しました。

講演の中で、観光庁国際交流推進課長の平田徹郎氏は、ビジットジャパンキャンペーンの成果として、現在、海外から日本への訪日外国人客は835万人になり、1000万人達成が視野に入ってきたことから、2020年までに年間2000万人を目指すという次の目標を掲げました。その実現のために、「増加率の高い韓国・台湾・中国をはじめとしたアジア市場の取り込み、質の高い観光を求める層をメインターゲットとする」と話しました。

また、共同通信社編集局外信部長の中川潔氏は、北京五輪を通じて、中国のメディア報道が大きく変わったと報告しました。胡錦濤国家主席が、北京五輪後の総括イベントで「歴史的節目だった」と語ったことを引用し、報道の透明性を求められる五輪をやり遂げたことで、中国の報道は、大きなターニングポイントを迎えたと話しました。さらに、日本のアニメや芸能が中国国内の若者の中で大きな話題になっていることから、観光庁が目標としている、中国からの観光客を2020年までに600万人とする目標も実現可能だとの見解を示しました。

講演の後、電通パブリックリレーションズ営業戦略室の太田浩嗣室長がPR戦略の立て方を紹介したほか、共同通信PRワイヤーからサービスの概要について説明を行いました。

セミナー終了後の懇親会では、観光産業に携わる企業・自治体の方々と、講演を行った講師、また共同通信PRワイヤーに登録している観光レジャー関連プレスも交えて、活発な意見が交換されました。

セミナー及び懇親会の概要は下記の通りです。


               記

タイトル : 共同通信PRワイヤー セミナー
       「観光・レジャー市場における広報戦略」~国際化する日本の観光~
主  催 : 株式会社 共同通信PRワイヤー
共  催 : 株式会社 電通パブリックリレーションズ
開催日時 : 2008年11月12日(水)15:30~18:00(懇親会18:10~19:30)
会  場 : 共同通信本社ビル(汐留メディアタワー)
講  師 : 平田 徹郎 氏(国土交通省観光庁国際交流推進課長)
        演題「観光庁設立とわが国の国際観光政策」
       中川 潔 氏(社団法人共同通信社 編集局外信部長) 
        演題「北京五輪後の中国の行方」
事例報告 : 太田 浩嗣(株式会社電通パブリックリレーションズ 営業戦略室長)
参加費  : 無料

                                     以上